花を咲かせよう

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投資者の保護

信用格付機関による格付けのよいところは、難しい財務に関する資料の理解が不可能であってもその金融機関の財務の状況や経営状態が判別できる点にあるのだ。また、ランキング表で複数の金融機関を比較することまでできる。
要は「失われた10年」という言葉は、国全体の、またはある地域の経済が10年以上の長い期間に及ぶ不況と経済停滞に襲われていた時代を表す語である。
西暦1998年6月、大蔵省(当時)銀行局や証券局等が所掌する業務のうち、民間金融機関等の検査・監督業務を分割して、総理府(当時)の外局(府省のもとに置かれ、特殊な事務、独立性の強い事務を行うための機関)としてこれまでになかった金融監督庁が発足したという歴史がある。
格付機関による格付けを使用するメリットは、わかりにくい財務資料を理解することが無理でも格付けによって、その金融機関の経営の健全性が判断できるところにあって、ランキング表を使えば複数の金融機関の健全性を比較することまで可能なのだ。
日本証券業協会(JSDA)ってどんなところ?⇒協会員である金融機関が行う株券や債券など有価証券に係る取引(売買等)を厳正、さらには円滑にし、金融商品取引業の調和のとれたさらなる発展を図り、出資者を保護することを目的としているのです。
いわゆるバブル経済(80年代から91年)っていうのは不動産や株式などといった時価資産が市場で取引される価格が過度の投機により実際の経済成長を超過してなおも高騰を続け、当然の結果として投機によって持ちこたえることができなくなるまでの状態を指す。
つまりスウィーブサービス⇒預金口座と(同一金融機関・グループの)証券の取引口座、この間で、株式等の取引で発生するお金が自動的に双方に振替えられる画期的なサービス。同一金融グループによる優良顧客囲い込み作戦ということ。
つまり、第二種金融商品取引業者(一種業者とは業として行う内容が異なる)が投資信託などファンドを開発し、なおかつ運営するには、目がくらむようなたくさんの、業者が「やるべきこと」、業者として「やってはいけないこと」が法律等により決められていることを知っておきたい。
1946年に設立された一般社団法人日本損害保険協会は、主として日本国内における損害保険業界の正しく適切な発展ならびに信用性のさらなる向上を図ることにより安心で安全な世界の実現に役割を果たすことを目的としている。
ここでいう「重大な違反」になるのかならないのかは、金融庁が判定するものです。大方のケースでは、他愛の無い違反がずいぶんとあり、それによる関係で、「重大な違反」判断を下すのである。
1995年に公布された保険業法の定めに従い、保険の取り扱いを行う企業は生命保険会社か損害保険会社に2つに分かれることになった。どちらの会社も内閣総理大臣による免許を受けた者しか設立できないきまり。
金融庁の管轄下にある日本証券業協会、ここでは協会員(国内にあるすべての証券会社および登録金融機関)の株券など、有価証券の取引(売買等)等を厳正、そして円滑にし、金融商品取引業の調和のとれたますますの発展を図り、投資者の保護を事業の目的としているのだ。
つまり安定という面で魅力的であるうえに活発な金融市場システムを生み出すためには、民間の金融機関だけでなく行政が双方の抱える解決するべき問題に精力的に取り組んでいかなければだめだ。
小惑星探査機「はやぶさ」が地球に無事帰還し話題となった平成22年9月10日、日本振興銀行が破綻(民事再生手続開始)した。この破綻で、これまで発動したことのないペイオフ預金保護)が発動したのである。このとき全預金者のなかで3%程度とはいえ数千人が、初適用の対象になったと考えられる。
英語のバンクはあまり知られていないけれどbanco(イタリア語で机、ベンチ)に由来する。ヨーロッパでは最古の銀行。15世紀の初めジェノヴァ(現在のイタリア北部)で設立したサン・ジョルジョ銀行である。